英語コンプレックスばかりの半生
英語を学ぶのは相当しんどい。
今も絶賛英語勉強中。
全然話せないし、全然聞こえてこない。
それでも進歩は感じる。ほんとに、陸の亀並のスピードで。
わたしはフィリピンで2ヶ月のマンツーマンレッスンを受け、その後2ヶ月くらい旅をし、今オーストラリアで1ヶ月の学校生活を送っているのだが、わたしが感じた英語学習について紹介したいと思う。
まず若色の英語遍歴をご紹介
- 中学、高校
中学生にあがる時、本当に英語を頑張りたいと思ったことをよく覚えている。
海外にすごく興味があったので、英語を頑張って、英語がペラペラになって、外国人をキャハハと話しているイメージをよく思い描いていた。
しかし現実の英語の授業は、本当に面白くなかった。
「あれはわたしの犬です」とか「ビーバーの生態の話」とか、興味ないねぇ。
日本語訳を口語でするだけでそれは違うと言われた。
単語を覚えるの嫌いだったし。(これは若色の特性。漢字練習も嫌いだった)
でも英語を口に出して読み上げることは好きだった。
わたしは演劇部だったこともあり、人前で何かをすることへの羞恥心はあまりなかったので、この世代だと恥ずかしがる、「英語っぽく話す」ことも、恥ずかしがらずにやれていた。
だから、みんなの前で教科書をそれっぽく読み上げることは好きだった。(英語に限らず、みんなの前で声を出す作業は好きだった)
でも、英語のテストが得意かというと、そうではなかった。
勉強はしていたので、平均点以上はキープしていたが、面白くなかったのを覚えている。
(あ、高校の英語は追試組でした) - 社会人
英語はずっとお休みしていた。
海外旅行の直前に慌ててトラベル英会話を叩き込むくらい。
でも20代中盤は海外旅行にもあまり興味が湧かなく、国内旅行ばかりしていたので特に英語の必要性も感じないまま、全くしていなかった時期。
でも、英語を話せるようになりたいなあとは、漠然とずっと思っていた。
(きっとそう思う人はたくさんいるわよね) - 知り合いの英会話教室に通い出す(英語が楽しくなってきた期)
仕事で知り合った人の英会話教室に行き出すことにした。
その教室がこちら。
というのも、若色は外国人が怖かった。
だから、当初、外国人の先生とのレッスンは本当に無理と思っていたのです。
・間違えるのが怖い
・言えないのが怖い
・聞けがないのが怖い
もう本当に3Kですわ。
学生時代、散々バツ印をくらってきたわたしたちは間違えることへの恐怖感が結構あると思います。(特に若色みたく中途半端に勉強してきた子は)
なので、どこかに日本人のいい先生はいないかなーと探していたところ、仕事で知り合った方が、英語教室を立ち上げると聞きつけ、こりゃいいとその方のところへ通うことにしました。
週1回。仕事で行けない日とかはお休みになるので、月に2回くらいを半年くらいかな、行きました。
彼女の教室は少人数制で、生徒はわたしともう1人。
この先生は、間違いを訂正しなかったんです。
週末何してた?と英語で聞かれるのですが、
過去形とか、三人称とか間違えてもOK。
単語繋げればOK。
わからない単語があれば日本語で聞けば教えてくれる。
この教室でわたしは、英語はコミュニケーションなんだということを教えてくれました。
伝わればいいんだよ!とか、投げやりなことではありませんが、
「これって前置詞なんだっけ?」とか。「不可算名詞だからsは・・・」とか考えるより、とにかく口から英語を話すということをやってくださいました。
そしてめっちゃ褒めてくれる。
「若色は英語話せるんだからね!!」と言ってくれる。
すると、なんか英語楽しいかも〜となり、英語を声に出すことが面白かった学生時代を思い出してきた。 - 英語教材にハマる
これはわたしのターニングポイントかもしれない。
もともと、中学校から英語の教科書の日本語訳を口語訳にし、英語の先生を苦い顔にさせてきた人なので、日常会話の表現にはとても興味がありました。
そんなわたしに、日常会話でどんどん使える表現を教えてくれたのが、英語の先生から紹介されたこちらの教材。
「今すぐ言える!英語フレーズブック」
これがね、面白いの!!
まず、豊かな表現を難解な単語ではなく、簡単は単語の組み合わせでできていることを知ることができた。
あと、「彼とは絶交だ!」とか「もういい加減にして!」という感情を伝える表現も豊かだし、終いには、メイクラブ最中の文言から、「奥さんと別れてくれるって言ったじゃない?!」という不倫の文言まで入ってる(いつ使うの?笑)
英語での道案内からスタートする英語教材にはもう辟易していたため、わたしはこの教材をすっかり気に入り、運転する時にはこの本に付いていたCDを聞き続けていた。
しかも、このCDは感情をこめて話してくれるからすごく聞いていて面白い。
本は辞書みたいに分厚くて、CDも全て聞くとかなり長いので、好きな部分(わたしは感情を伝えるところ)だけ繰り返し聞いていたのだけど、そうしたら意外なことが起きた。 - 映画の音を聞き取れるようになってくる
それまでに、どれだけの映画を観てきたかわかりませんが、英語作品を観た時に英語を意識することなんてなかった。
日本語吹き替えよりは日本語字幕を好むけど、英語なんてぜーんぜんわからない。
でも、地元のコミュニティFMミヤラジ「We are Movie Lovers」のプロデューサーになってから、映画のいろいろな楽しみ方を知るようになり、中には台詞で話されている英語を楽しんでる人たちがいることを知る。
ふーん、そういう楽しみ方もあるのかと。
ちょうど英語を勉強勉強していることもあり、少し意識を台詞に向けて映画を観てると、作品(俳優さん)よっては、ききとれる単語が出てきた!
耳が少しづつ慣れてきたのでしょうね。 - 語学留学を決意
わたしこのまま仕事となんとなく続けていたら、英語が話せたらいいなぁ。いつか世界を旅したいなぁと思いながら死んでいく姿が見えた。笑
そんなのヤダ‼︎‼︎‼︎と思い、世界を旅することと、旅のスタートは語学留学から始めることを決めた。 - 留学直前に少しだけオンライン英会話を体験
外国人と話すのはまだ怖かったけれど、フィリピン留学を数ヶ月後に控えていたので、知人が勧めてくれたオンライン英会話を試す。
外国人と話すのがまだ怖いので、大量の汗をかきながら笑
これはなー、、、留学を直前にしたわたしにとっては微妙だったかな。
でも、外国人と英語で話す機会が全然ない日本人にとってはいいと思う。
やっぱり英語を口に出すって英語学習にすごく大切だから。 - 留学直前に英語学習についての、Youtubeやら本を読み漁る
よくあるあれです「日本人が陥りがちな5つのポイント」とか「これをすれば英語が話せる」とか。
でもこれは結局英語学習から逃げてるだけなんだよね。
いくら手法を知っても、英語に触れないことには英語は身につかない。
でも英語学習は地味でしんどいから、英語学習How toを観てるとなんとなく許された気分になるんですよ。
でも、この勉強をした結果は→総じて英語のアウトプットの機会少ないことは日本人が英語を話せない大きな障害だというのは見えてきた。 - フィリピンで2ヶ月間の留学生活
いやー、もうドキドキです。
わたしは1番下から3番目くらいからスタートしました。
(なんとか日常会話を片言でできるレベル)
フィリピンは50分間のマンツーマン授業を6コマ受ける。
このマンツーマン授業は良し悪しあり。
フイリピン留学のメリット
・英語を間違えても他に日本人がいないから恥ずかしさが少ない
・徹底的に教えてくれる
フィリピン留学のデメリット
・この”徹底的”が時に厄介で、先生によっては重箱の隅を突くような英会話レッスンになる。sが抜けてたり、aとtheを間違えたり、過去形の間違いも全て指摘される。もちろんそれも大事なのだが、わたしは「(パリの)エッフェル塔」の発音や「拷問-torture」の単語より先に覚えたい表現がいくつもあったなぁ。
※でもこれは先生による!わたしは3人の先生に教えてもらっていたのだが、ある先生にこの単語を明日までに覚えろと言われた語一覧表を、別の先生が見て、「ねぇ、この単語、君、使う?」と指摘してくれた。だから一概にマンツーマンレッスンがすべてこうなるとは思わないでね!
・私の学校は生徒が日本人ばかりだったので、残念ながら1日のうち英語を使うのは授業のみであった。日常生活の英語が身につくのかというと??です。(わたしはたまたま日本語学習中のフィリピンの女の子達と部屋が一緒だったので、話す機会がまだあった方だけれども) - アジアを旅する
飛行機に乗る、宿でのチェックイン、道を聞く、レストランで注文などは全て英語。でも、場所によっては英語も通じなかったり、アジア訛りが強すぎて聞き取れなかったりするので、スマホを活用したり、ボディーラングリージで済ますこともしばしば。
でも宿で出会う外国人と、満足なコミュニケーションは未だにとれない。
もっと話したいーもっと色々なことが聞きたい。
旅をしてても、聞こえてくる音はアジアの現地の言葉や中国語だったので、英語圏で英語を勉強したいと考え始める。 - オーストラリアの語学学校に1ヶ月間通う
そして今ここ。
わたしは下から2番目のクラスです。生徒は10人くらいで、日本人は今2人だけ。他はスイス、スペイン、コロンビア、ブラジル、メキシコなどなど。
この学校の授業がとても楽しい!!
色々な国から来ている生徒達とコミュニケーションをとるのも楽しい。
(すごくぎこちなくだけど。)
ということでやっと次回、オーストラリアの英語学習スタイルについて書きます!いやー今回も長文!
ここまでお付き合いいただいた方、ソーサンクスでございます!