今日も世界で迷子。

小心者の冒険者。長年勤めたお仕事を辞め、海外をぐるりとしていました。公務員を辞めて思うことや、旅の記録を綴っています。

ニュージーランドでキャンプをするなら?

ニュージーランドでのキャンプ。
わたしは日本の色々なところでキャンプをしているわけではないので、日本と比べて特別いいのかどうかはわからないのですが、海外でキャンプをチャレンジしてみたい!という方もいるかもしれないよね。
誰かの次の挑戦の1歩になればと思い、ニュージーランド(以下「NZ」)キャンプ事情を書き記します。

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キャンプご飯は美味しいな


NZでキャンプをする方法(2019年当時の情報)

まずビザ。
NZは3ヶ月以内なら観光ビザで入国できるので不要。
わたしは6ヶ月間滞在しようと思って準備してたけど、許可降りるのが遅くて結局観光ビザで入国した。(NZ滞在中に許可は無事降りた)
ということで普通の旅行でしたら、パスポートさえもっていればOKです。

次に入国。
NZはアウトドア用品と食品を持ち込む場合、全部申告する必要がある。
これを怠ると、最悪の場合罰金になってしまうので私は素直に全部申告した。
申告したものは次のとおり。

・食料や調味料
 →既製品のものであり、封をあけていないということで申告だけでOK
・トレッキングシューズ
 →NZは外来種の持ち込みを懸念しているらしいと事前に調べていたので、日本でなるべく綺麗に洗っておいた。当日は、それを履いて入国していたので、「これだよ。今履いてるこれ」とチラっと見せて終了。すごく汚いと何か言われるかも。
バックパック
 →これも綺麗にしていれば問題なし。周りをざっと見られて終わり。
・テント
 →これも理由はトレッキングシューズと同じ。外来種の持ち込み対策。これは完全

で待つ。すごく綺麗に畳んで出したのに、出された状態で返されるのには、えーとなる。空港の出国口でバサバサして畳むハイカー数名。

英語ができない対策!!
そう。これを英語を使ってコミュニケーションをとらなければならないので、不安だなという方いると思います。でも大丈夫!切り抜け方あります!

あらかじめ英語でメモを作っておきましょう。

実は若色母が途中NZに遊びにきたのですが、この方法でなんなく切り抜けました。
Google翻訳を使って、申告しなければいけないものをリストアップし(彼女が持ち込みたいものは、食料でした)、全て既製品です。未開封です。と英語で書いたメモを税関で見せて通れました。
でもこれは税関職員のテンションによるので、これでNGだった場合はその場で廃棄して入国しましょう。

空港を出たらいよいよキャンプだ!
・・とその前に。必ず買わなきゃいけないもの。

空路でキャンプの地まで移動したことがある人ならご存知だと思いますが(そんなにいないと思いますが)
空路ではガスカードリッジの持ち込みNGです。
機内持ち込み、預け荷物にかかわらずNGです。

わたしはこれを知らずに、初トレイルで北海道に飛び散々な思いをしました。
わたしの初ロングトレイル珍道中〜ガスカートリッジがない事件についてはこちらの記事をどうぞ。(ガスカードリッジのあたりは②〜③あたりを読んでね)

wakairo.hatenablog.com

 

そう。ということで、空港を出たあなたはガスカードリッジを持っていない状況です。
どうするか?
買いましょう。

わたしはオークランドに移動し、大きめのアウトドア店で購入しました。
いやしかしこれもドキドキしたのですよ。
わたしは日本からバーナーを持参したのですが、タイプが合うのかがわからない!
何調べても出てこない!アウトドア用品店の方に聞いてもわからない!
だからもし合わなかったらどうしよう。。と思いながら、バーナー片手にアウトドア店を訪ねました。
そしたらね。合うの普通に売ってました。
なんというか基本一緒です!日本と!安心して!


このタイプが売っていました↓

[http://:title]


どんな装備を持っていったのかは、Youtubeの装備編をみてね。
(これも長い。。ダラダラ話してるなぁ。)

youtu.be

でも今思うと、現地調達は全然ありです。テンション上がるし。日本であまり見かけないのもありそうだし。
あと、わたしが行った時がたまたまブラックフライデー(11月第4木曜日からの1週間)だったんだけど、信じられないくらい安い商品が目白押しでした!
なんだよこれ、今回のための先週日本で倍くらいして買ってきたよ!という商品もあったので、南半球はその時期目指していくのもありだと思う。(この時期目指すバイヤーになりたい。。。)

あとガスカードリッジは無料でも手に入ります。笑
ゲストハウスのFreeコーナーに半分以上燃料の入ったやつが意外とあります。
特にオークランドはよく見かけた。ハイカーが通る大きめの街は狙い目です。

なぜ置いてあるのかというと、数日後にフライトで飛行機に乗らなえればならないという時に、ガスカートリッジは結局ゴミになってしまうんですよね。なので、置いていく人がいるんだと思う。わたしも日本帰る時には残りのカートリッジを全部ゲストハウスのFreeコーナーに置いていきました。(いい循環)

あとはキッチンがあるキャンプ場ならガスはなくてもOKだし、キャンピングカーを借りればガス問題は心配しなくてOKですね。


装備がそろえば、Let’s  Camping!!
注意点はNZは日本と違い、どこでもキャンプや車中泊をしていい国ではないのですね。
なので、キャンプ場や車中泊OKエリアに行きましょう。(山奥であれば咎める人はいないと思うけど)

ネットで検索すればたくさん出てくるので大丈夫。
どこのキャンプも大体①車乗り入れエリア(あなたの区画はA区画よと決まっている)②フリーエリア(この範囲内ならどこにテントはってもいいよ)に分かれていて、若色は②フリーエリアの客人だったので事前に予約をしたことはなく、いつでもふらっと行って泊めてもらいました。

①にはキャンピングカーで訪れている人が多かった。
(余談だけど、基本NZでみたレンタルキャンピングカーはすべて電気自動車だった。そのため、キャンプ場には、充電ができる電気ポットがエリアごとについていた。自然の中で楽しみたい人は自然に配慮した選択をしようってことなのかしら。だからキャンプ場も排気ガス臭くないんだよ〜)

①をしたい人は予約をした方がいいかもしれない。言葉が不安でも、大体予約システムで予約できるから大丈夫。翻訳機能を使いながらやっていけば予約できます。
②の人は、いきなり行けば大体大丈夫。いっぱいでも捻じ込ませてくれると思う。オンシーズンはなんともわからないけど。

食料はスーパーで調達できます。
NZはアウトドア文化なので、加工品から野菜からお酒からお菓子までたーんとあります。
キャンプがどこでもできないのと同じように、NZでは(あとオーストラリアも?)公共の場でお酒を飲むのは違法なので、お酒を飲む時はキャンプ場などのエリア内でね。
NZはラムが安くて美味しい!
塩胡椒で十分美味しいので是非大自然の中、ラムを焼いてください。(おすすめ)

キッチンがあるところであれば、キッチンで料理ができます。
機材も貸してくれます。(フライパンとか、包丁とか)

ゴミはキャンプ場で捨てられます。

洗濯機と乾燥機は大体あります。料金は場所によってまちまち。
洗剤はないから現地で買えばOK。数日の滞在なら日本から持っていってもいいかも。
若色は1人で洗濯物もあまりなかったので、基本は手洗い。でもたまに洗濯機で洗うとすごくスッキリした!汚れ落ちた〜ってわかる。
2人以上のパーティはランドリーを頻繁に利用していたので羨ましかった。
ソロハイカーに折半しない?と言って、一緒にランドリー使ったこともあります。

車で行けるようなキャンプ場でしたらシャワーがあります。
ルールはまちまちで、コインを入れて3分間のみもあるし、時間制限なしのところもある。
シャワールームやキッチン場はキャンプ場以外の人に利用されないように、ドアにナンバーキーがついているところもあるので、そのキーをもらったらすぐにスマホで撮影するようにしてました。(テント泊は物がすぐどこかにいってしまうので)

シャワーは裸になってから、え!使い方わからない!!とか、両替が必要だったー!いう時があるので事前にどんな仕組みか。タオルと置くところはありそうかなど、チェックをおすすめします。

スマホの充電は②フリースペースバージョンだと身近なところでするところがなくて困る。
シャワールームかキッチンで充電してました。
海外の子はスマホ置き去りにしてたけど、わたしはその勇気がなくて予備バッテリーを置き去りにして充電してました。

Wifiも大体あります。
たまにケチいキャンプ場だと「3ギガまで」の制限があったけど(都市部に近いキャンプ場の方が制限あった)、大体無制限で使えていた気がする。
wifiがサクサクで、美味しいハンバーガー屋さんがすぐ近くにあるキャンプ場では無駄に2泊してました。(これがソロ旅のいいところ♪)

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美味しい食べ物そこにあれば延泊する価値あり


また思い出したら書きます。
これどうだった?など質問あれば教えてね。
そのうちNZおすすめのキャンプ場も書きたいな。



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