【動画】ロングトレイルの装備(ギア)大公開
キャンプ好きな方!
ハイキング好きな方!
ロングトレイルやってみたいなーという方!
それ以外の方もどうぞ!
若色が実際に毎日使っている装備(ギア)大公開しました。
ちょっと長いけど、早送りしながら見てみてくださいませ^_^
ハイカーが考える、ロングトレイルの5つの魅力
ニュージーランドを歩いている若色。
12月2日にスタートし、これまで600kmくらい歩きました。
どこが最も辛かったって、最初の1週間です。
最初の90マイルビーチを4日間かけて歩くセクション。
変わらない景色をひたすら歩く。目印は15キロ先にある岩。
砂地を歩き続けるため、足の裏の皮はズル剥け、特大のマメがいくつできたことか。
毎晩寝る前に足にできた水ぶくれをナイフで刺し、水を抜いていました。
それを4日間やり続けました。
しかも4日目は36キロと、距離も長かったため、歩いてる途中「もう歩けない。やってられない」と、重いバックにしがみついて初めて泣きました。
しかしながら泣いたところで、誰も助けてくれるわけではないので、ひとしきり泣いた後「それでも歩く」と歯を食いしばってバックパックを持ち上げたわけです。
その海岸後の山も相当辛かった。
泥。泥。泥。雨。泥。山頂にて1人テント(2泊)。
山頂で水がない。水が尽きる恐怖。
ここを超えてからは、ハプニングはあれど、この辛さに比べれば〜まだいいかなと思うことができています。
こんなつらい思いをしてまでなんで歩くの若色?ということで、本日はハイカー若色が考えるロングトレイルの5つの魅力についてお伝えしたいと思います!
- 誰でもできる
そう。ロングトレイルは、歩くことさえできれば誰でもできます。
もちろん重い荷物をもったり、わたしが今挑戦しているテ・アラロア(=ニュージーランド)では、どこでもキャンプできるわけではないので、次のキャンプサイトやホステルまで歩く必要がありますが、例えばアメリカのPCT(パシフィック・クレスト・トレイル)では、どこでもテントを張ってOKのようなので、「毎日5キロ歩けばいいや」でもOKです。
実施わたしも、登山は嫌い。走るの苦手。マラソン一生やりたくない。
散歩嫌い。ジョギングしない。冬はお布団とコタツが住処です。
そんなわたしでも歩いてるんです。歩けてるのがロングトレイルです。
その理由を書いていきますね。 - 競争じゃない
これ、若色のすごーーく好きな点です。
わたし達って、何かと小さい頃から競争してきたじゃないですか。
早い方が・多い方が・力のある方が・美しい方が・上手く器用な方が、優れているという競争をずーっとやっているんですよ。
すると、競争する癖が自然と付いてますよね。これは比べ癖とも言いますが。
ロングトレイルにはこれがないんです。
まぁ、基本が”旅”なので比べる必要もないのですが、それでも私たちって比べたがるじゃないですか。
安い金額で・いいホテルに泊まって・何事もスマートにできる旅の方が”優れている”みたいな風潮ありませんか?
でもロングトレイルはそんなことできやせん。
歩いている間はボロボロだし、言うなればメイク用品何も持ってきてないし、服だって毎日同じ服だし、歩いてる途中にあったお店がファストフードだろうがコンビニだろうが、ものすごくありがたいし、道を間違え、物をなくし、電波が通らなく、時には服のまま水の中で浮きます(笑)
水に浮かんだ件については動画ブログでお届けしてますのでこちらをどうぞ
若色のテアラロア 通信②「水に浮いた編」
全然スマートじゃない。もう1歩1歩足を前に出すことで精一杯な時も多々あります。
似たようなもので登山がありますが、これともまた違うかなーとわたしは感じてます。
登山は、趣味の部分もありますが競技化もしてるじゃないですか。
「新たなルートであの山を登るぞ!」とか「富士山を●時間で往復しました!」とか。
ロングトレイルはそうゆうものがないんですよね。
一応道が決められているので、基本そこを歩く。
好きに休む。
たまに違う道を歩く。
山が嫌いならとばす。←若色がよくやっているやつ。
嫌になったら辞める。(山深いところでなければ、いつでも離脱できます)
全てが自由で、そこに競争はないのですよ。
だからみんなとても穏やかです。
休むことを、とばしたことを、咎める人なんていません。
挑戦したことが素晴らしい。
歩こうと思って、時間を確保し、情報を仕入れ、装備を整えて、そのトレイルに立ったことが素晴らしいって、歩いている誰もがわかっているんです。
だからここに競争とか”比べる”要素がないのです。
余談
わたしは前述で、トレイル4日目に辛すぎて泣いたと書きましたが、テ・アラロアのスタート地点”ケープリンガ”に立てた時、感動で涙が出てきたことを思い出しました。
実は、ケープリンガに行く方法として、路線バス等はなく、「高額の観光バスを使う」または「ヒッチハイク」の2択しかなかったんです。
(後にハイカー友達から聞いて、そこまで送ってくれる宿の人がいることを知りましたが)
わたしはそこで人生初のヒッチハイクをしようと思っていたので、それがとてつもなく憂鬱で不安だったんです。「わたし、スタート地点に辿りつけるのかな・・と」
しかしながら、前泊した宿にて同室だった人がケープリンガに行く予定とわかり、連れっててもらえるというミラクルの出会いがあり、すんなり辿り着くことができました。
そのため、スタート地点に立てた時の感動はひとしおだったのです。 - ペースもスタイルも自分で決めて良い
2の続きですが、競争でも強制でもないのでペースもスタイルも自分で決めていいのです。1日おきに休んだっていいし、わたしみたいに登山が苦手なら、山をとばしたって構わない。(なので、わたし今後も「テ・アラロア完歩しました!」と言い切ろうとは思っていません。「まぁ大体は歩いたかな」とは言えるかな)
これまでも、雰囲気が良いキャンプ場で、wi-fiもサクサク、1泊10ドルくらい、そして近くに美味しいベーカリーがある。という理由だけで、レストデイにし、2泊したことがあります。笑
わたしのスタイルは【快適に歩く】なので、1日30キロ以上の設定はあまりしませんし、午後3時には歩くの終わりにしたいですw
歩いた後は、できたらホットシャワー浴びたいので、シャワーのあるところを探す毎日です。 - 歩く以外の自分に、とことん優しく(甘く?)なれる
歩くのはやっぱしんどいんですよ。
足は痛いし、荷物重いし、肩は痛いし。
だから、歩く以外のことについては徹底的に自分を甘やかすことができます。
以下、若色の欲望君がよく言ってくれるセリフをまとめました。
「Youtube?好きなだけ見ればいいがな!
「コーラと、ココアシェイクが飲みたい?どちらもペットボトルで買ったれ!」
「もう眠いから歯磨きしたくない??・・・・うーん、それはしようか」笑 - 弱者になれる
この弱者というのは”交通弱者”です。
日本人の多くは(特に若色が住んでいる地方都市では)大人になったら免許を取得し、車を1人1台もち、日々移動するのが普通です。
車を持つまでの段階は、階段を登っていく作業ですよね。
歩く→自転車に乗る→人によってはバイクに乗る→車に乗る
歩くことを念頭においた旅は、この登ってきた階段を降りるということをしなければなりません。
歩きしか選択肢がないというのは、決定的な交通弱者です。
そして荷物も重いため、1時間に4〜5キロしか進むことができません。
弱者なるとはどういうことでしょう?
子どもの時そうしていたように、周りに助けてもらうことがすごく必要になってきます。
そして不思議なことに、歩くことを決めたハイカーには、子どもの頃そうされていたように、みんなすごく優しく接してくれるんです。
手を触れば振り返してくれて、水は足りてるかい?お茶でもどう?と声をかけてくれます。
交通量の多い道路を歩いている時などは、大丈夫?とわざわざUターンしてきて声をかけてくれる人もいます。
階段を降りるという作業は怖いですよね。
でも、降りてみたら違う景色を見ることができました。
ロングトレイル5つの魅力いかがでしたか?
挑戦したくなったそこのあなた!是非できる範囲からトライしてみてください!
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わたしが退職を決断できた〇〇の理由
久しぶりにPCが手元にあるので、動画ではなく文書ブログをお届け。
実はこの話はずっと前からしたくて、ネタとしては考えていたのだけれど、うまく文書にできない。
書いても書いても納得せずに、お蔵入りになっておりました。
今日は書き上げられるといいなーと思いながら、久しぶりのPCキーボードの手触りとタップの音を楽しんでいるところです。
さて、みなさんはこれまで
大きな決断をする時、どのように決断してきましたか?
たくさん悩む人もいれば、
周囲の人に相談して答えを出す人もいる。
誰かの一声で決める人もいれば、
はずみで決める人もいる。
そう、さまざまです。
そう。では、若色の場合は?というお話です。
こちらのブログでもお話しているとおり、わたしは長らく務めた公務員のお仕事を2019年3月に退職したわけですが、その決断期間は5日間でした。
2019年12月上旬の上司との面談では「いや〜、今の仕事好きなので、あと1年お世話になりまーす!」と、なんの迷いもなく話していました。
ところが12月24 日に面談の内容を全てひっくり返す「辞める」という決断をしていました。
え?何があったの??
すごい嫌なことが起きた?
宝くじ的なすごい大金が転がりこんできて、働く必要がなくなった?
何があったの若色?!
いえいえ、特に何もありません。
じゃあなに?!
答えた簡単
「仕事を続けることについて、たまに考えていた。」ということです。
じゃあどう考えていたか?これが今回のブログの鍵です。
わたしは、自分の将来について具体的に何度も客観的に考える機会と、強制的にアウトプットする環境があったのです。
具体的お伝えするため、まずわたしの前職について手短に紹介ポンッ!
若色の公務員最後のお仕事は、「男女共同参画」という部署にて、女性がもっと社会進出していくよう【女性自身の意識を変えていこう】というセミナーを開催していました。
テーマが、知識や技術の習得ではなく「意識を変える」なので
多くの講師が取り入れていた手法が「自分自身を見つめる(棚卸し)」でした。
・自分はどんな性格か?
・他人からどう褒めてもらうことが多かったか?
・自分にはどんな役割があるか?(妻の役割、母親、子、職場、など)
・1日の、1週間の1年の時間の使い方はどうか?
・夢はなにか?
・5年後、10年後はどのようになっていたいか?
・どう死にたいか?
などなど、これらの質問を投げかけられ、わたしは受講者と一緒になって考える機会が多くありました。
えー知ってるよ若色。
このような質問は、自己啓発本を読んだり、インターネットで検索すればすぐ見つけることができるじゃん。見たことある。見たことある。
そう。
言うなれば、この類の質問は、特に真新しいわけでなく、自己を見つめる時に使われる・使われがちなありふれた質問(手法)なんです。
でも、わたしはここが違いました。
わたしは、この作業を何度も何度もやったのです。
えぇ、仕事なので。
もちろん講師の方により、質問内容の言葉の使い方や、アウトプットの方法は異なります。(紙に書くだけのシーンもあれば、5人の方に実際に話してみましょうという時もある)
しかしながら、根本的な「自己を見つめる」という本質は変わらないので
わたしは同じことを、何度も何度も考える機会があり、時にそれを文字に書き出し、言葉にして伝え、細かいディテール(その時着てる服装は•••)までイメージしました。
もちろん、そこまで考えても忘れてしまいますよ。数日経てば。
でも、また数ヶ月経って同じことを考えて、忘れて、考えて、、を繰り返しているうちに、「あれ?わたしいつまでこれ言い続けるんだろ?」と言ってる自分と行動しない自分に違和感を感じてきました。
自分の夢をたまに思い出し、しかも言葉にしたり紙に書き出すことで、確実に思考が変わっていったんですよね。
だから行動に移せたと思うんです。
余談ですが、わたし2018年の冬、お隣の市で開催されたセミナーに参加した際、
「(5年後だか10年後に←忘れた)海外のロングトレイルを歩く」って書いてるんです。
その時はロングトレイルなんて映画で見ただけで、1人でテント宿泊だってしたことないし、てかテント持ってない。山を歩いたこともなければ、どんな道が存在するのかも知らない。
でも、ぼんやりと「やってみたいなぁ」「やるなら海外のロングトレイルを歩いてみたいなぁ」と思い、紙に書いていました。わ〜お!
つまり、わたしはこの仕事をしていたから、決断することができたと言い切れます。
皆さまも自分を高めたくて、自己啓発本を読んだり、セミナーに行ったりしますよね?
若色もしていましたし、今もしています。
わたし、言い切れます。
大体の人は、1度の機会じゃ無理です。1回読みきっただけでは無理です。
何度も何度もやり続けて、
インプットとアウトプットを繰り返してやっと決断することができます。
夢を見るのは自由なんですわ。
書き出したから、誰かに話したからって実現しなきゃいけないわけでありません。
実現するかどうかを決めるのもあなたです。
夢を描くということは、叶えることも、半分叶えることも、辞めることもできます。
もちろんわたしの選択が正しかったかどうかなんて、今の時点ではわからないけど、2020年も始まったことだし、わたしの決断に至ったメソッドをシェアしたくてこのブログを書きました!
2020年、ともに成長しましょー
【動画】片道5時間かけて温泉の湧く湖にハイキングしてきた!
テアラロア番外編です。
動画、頑張って「ぽく」作ってみましたー!
携帯ではこれわたしの限界!
たくさん動画撮ったのを編集してみた!
【動画】神降臨のお話 テアラロア通信④
明けましておめでとうございます!
皆さまいいお正月を過ごしてますか?
若色は、2日までオークランドでお友達と過ごし、3日から歩き出しました!今日はハミルトンに着く予定です^_^
本日の動画は年末に撮ったので、少しタイムラグが空いてしまいましたが、神が降臨したお話です。
電波状況の良い時しか投稿できないので、テアラロア通信の更新はのんびりとお待ちくださいね〜
テアラロア通信④ 神降臨のお話
外国人のおじさまがこのポーズをしてて、真似してみた!!